こんにちは、まる夫です!本記事を読んで頂いている方の多くは、結婚式の準備中もしくは検討中の方ではないでしょうか。まずはおめでとうございます!
突然ですが、「結婚式は何のため」か、考えたことはありますでしょうか。私たちは、偶然考える機会があり、結果として考えておいてよかったと思えることがたくさんありましたので、記事にしてみました。
本記事は、「これから式場を選ぶ方」「結婚式のテーマを考えている方」「披露宴のプログラムを考えている方」には特におすすめしたい内容です。ぜひ最後までご覧ください。
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概要
- 最初に「結婚式は何のため」を決めておくと、計画がスムーズに進むのでお勧め!
- 前提として、結婚式は自分たちのためのもの。そのうえで、「誰に何を伝えたいか」「ゲストにとってどのような機会にしたいか」を考えるとよさそう!
最初に
近年、多様化が進んでいる結婚式。自由度が高いため自分たちの思い描く結婚式を実現しやすい一方、選択肢が多く迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。やりたいことを詰め合わせていくと、統一感も失われがちです。
私たちは、式後にゲストから狙った通りのコメントをもらうこともでき、後悔ない結婚式を挙げることができました。振り返ってみると、結婚式の準備前に「結婚式は何のためか」「何を重視したいか」を考えていたことが良かったのだと感じています。以下では、考えたことや、考えておいてよかったと感じたことについてまとめていきます。
ゆずまるが思う「結婚式は何のため?」
大前提 結婚式は誰のため?
私たちが最終的に行きついた答えは、大前提として「結婚式は自分たちのためのもの」でした。どんなことも、結局は自分たちに返ってくるもの。例えば、互いの親族に好印象を与えることができれば、その後の関係性構築もスムーズに進むでしょうし、結婚式で会社の上司に失礼なことをすれば印象は悪化するでしょう。少し曲がった見方かもしれませんが、全て自分たちに返ってくるという意味で、「結婚式の主役は自分たち」というのが私たちにとっての大前提でした。
結婚式は何のため?
結婚式は何のため?という問いに対して、例えば以下のようなものがあるのではないでしょうか。
- 人生のけじめ
- パートナーに愛を誓うため
- 両親にお礼を伝えるため
- 親族同士に親睦を深めてもらうため
- 親族/会社の人/友人にお披露目するため
- 親族/会社の人/友人に安心感を与えるため
- 二人の幸福感のため
- 二人の想い出のため
ちなみに、私たちは、「主役は自分たち」を念頭に置いたうえで、「誰に何を伝えたいか・感じてほしいか」という目線で考えてみました。考えた結果の答えは、以下の4点でした。
- 参列者全員にお披露目し、「これからもお願いします」という気持ちを伝えたい。
- 両親/親族に、成長した姿を見せて安心感を与えたい。
- 親族・友人・恩人に感謝を伝えたい
- 私たちの思い出
※ 優先度は①→④の順です。
合わせて考えよう!「どんなことを思われたくないか」
結婚式は、ゲストにとっても非日常であり、良くも悪くも印象に残りやすいイベントです。参加者の目線で、「どんなことを思われたくないか」を考えておくとより良いと思います。「誰に何を伝えたいか」だけを突き詰めた場合、内容に偏りが生じてしまう恐れがあります。内輪ネタが多いと、一部のゲスト以外は置いてきぼりになりますよね。ちなみに私たちが思われたくなかったことは「退屈」でした。
結婚式で重視するポイント
ここまで考えると、自然と結婚式で重視したいポイントが見えてくるのではないでしょうか。参考ですが、私たちは以下2点を重視した式にすることにしました。
・ゲストに楽しかったと思ってもらいたい
・ゲストの記憶に残る結婚式にしたい
考えておいて役に立ったこと
上述のような、「誰に何を伝えたいか」「ゲストに思われたくないこと」と、それを踏まえた結婚式で重視したいポイントを考えておくと、以下のような観点で役に立ちました。
・判断基準になる
大きな決断をするタイミング(式場、結婚式のテーマ決め等)、各種プランの選択(料理・飲み物・装飾等々)で節約する/お金をかけるポイントを決める際、複数の選択肢で迷った際など、何等かの判断をする際に、結婚式で重視するポイントに立ち返って考えると一貫性のある判断をすることができます。その結果、統一感ある結婚式にすることもできるのではないでしょうか。
・アイデアを出しやすくなる
披露宴の演出等を決める際にも、アイデアが出やすくなります。例えば、「両親に感謝を伝える」ことを重視する場合、感謝を伝えるための演出に絞って考えることができますよね。ネット検索する場合も、「披露宴 演出」と検索するよりも「披露宴 両親への感謝 演出」と検索するほうが、より具体的なものがヒットするためオススメです♪
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ゆずまる夫婦の具体例
参考ですが、私たちが「誰に何を伝えたいか」を考えておいて役に立ったポイントについて具体的に紹介します。
招待するゲスト決め
私たちは、式場を決めるより先に、どのような方を招待するかをおおよそ決めていました。費用面の兼ね合いもあり、ゲスト数は~60人程度を想定していましたので、すべての友人を呼ぶということは難しく、優先順位をつける必要がありました。ここで、私たちは「感謝を伝える」よりも「これからもお願いします」を優先していたため、招待したいゲストを決める際、今後は希薄になっていくだろう友人よりも、今後関係性が続くだろう友人を優先しました。また、私の会社は上司を呼ぶという風潮はなく、人数が多い部署な上にマネージャー層は異動が激しいため、会社関係は同期のみとしました。
式場決め
① 式場の場所
ゲストにとって、挙式に参加するうえで式場のアクセスは重要です。例えば、出来るだけ多くのゲストに参加してほしい方は、リゾート婚(海外・国内リゾート地)の選択肢はなくなると思います。足腰が悪い祖父母にも参加してほしいという方は、祖父母宅からの近さやアクセスの良さが重要になるのではないでしょうか。
私たちは、遠方者が多かったため、新幹線の泊まる駅や空港からアクセスが良く、周辺にホテルもある式場を探すことにしました。
② 式場の設備
例えば、格式のある式にしたい場合とアットホームな式にしたい場合で、適切な式場は異なります。また披露宴会場の制約によって、やりたい余興ができないこともありますので、慎重に決断する必要があります。やりたいことがある場合は、式場見学の際に確認するとよいと思います。
私の友人のケースですが、参加者の多くが大学の音楽サークルで、バンド演奏を絶対にやりたかったけど、式場制約で満足にできなかったという事例もありました。
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披露宴のテーマ決め
披露宴会場のデザインや進行表を決めていく前に、「テーマ」を決めると統一感が出るためお勧めです。そのテーマを決める際にも、「誰になにを伝えたいか」は重要になります。例えば、「親戚に感謝を伝えたい」をテーマにしたとします。親戚に伝統を重んじる方が多いのに、テーマが「メルヘン」であると、その時点で親戚からの印象は悪くなってしまいますよね。
私たちの場合は、私たちの好きなとあるアニメをテーマに進めました。アニメをテーマにするにあたり「本当によいのか」と思うところはありました。私たちが招待したゲストは、親族(祖父母は高齢のため欠席)、友人、会社同僚であり、同世代は絶対に知っている、かつ私の親族も大好きなアニメであったため、「ゲストにも楽しんでもらえて記憶にも残るだろう」と考えて進めることにしました。
披露宴の演出
披露宴の演出を決める際、ゲストが退屈する時間や楽しめない時間を作らないという点を重視しました。そんな私たちの披露宴で特徴的なポイントは以下の通りです。
・余興はゲスト参加型の謎解きゲーム
私たちは、ゲストに楽しんでもらうことを重視したいという思いから、新郎新婦主導でのゲスト参加型の謎解きゲームを実施しました。
余興を依頼される方も準備が大変で、当日も余興が終わるまでは落ち着かなかったりしますよね。
謎解きゲームへの参加は自由として、景品を用意しました。式後に感想を聞くと、ほぼすべてのゲストが参加してくれたようでした。謎解きゲームゲストからは「これまで参加した披露宴は演出を観ているだけだったけど、手を動かす時間があってとても楽しかった」と言ってもらうことができました。
謎解きゲームの詳細は後日記事にします♪
・主賓/友人代表挨拶は無し
挨拶の最中は、ゲストは静かに聞いていなければいけない空気感が出やすく、また内輪ネタになった場合は退屈と思うゲストが出てしまう可能性もあると考えました。また、余興と同様に、依頼したゲストは挨拶が終わるまでは緊張で楽しめないのではないかという思いから、主賓/友人代表挨拶は無しとしました。
・ゲスト全員への感謝の手紙
従来の結婚式では、新婦から両親へ手紙を読むケースが多いと思います。感動シーンである一方、一部のゲストを置いてきぼりにするケースもあるのが実情です。私たちは、両親だけでなくゲスト全員に「ありがとうとこれからもよろしく」の気持ちを伝えたいという思いから、感謝と両親への手紙に代えて、ゲスト全員への感謝を伝える時間としました。
※ 両親へ別途手紙をお渡ししています。
長くなりすぎるとゲストが退屈になってしまうため、短めとしました。また、冒頭に「お酒を飲みながら、ご自身のグループの名前が聞こえた際だけ耳を傾けてもらえたら幸いです」と一言添えました。
待合スペース
挙式に参列すると、受付から案内までの間に待ち時間があるケースが多いと思います。私たちは、待ち時間も退屈しないよう、待合スペースにゲストとの思い出アルバムを作成して置いておきました。また、私たちの思い出として残すために、カメラを置いて常時録画し、ゲストから一言もらうスペースを用意しました。
最後に
近年、多様化が進んでいる結婚式。自由度が高いため自分たちの思い描く結婚式を実現しやすい一方、選択肢が多く迷ってしまいがちですよね。私たちは、ゲストに楽しんでもらい、記憶にも残したいという思いから、従来の形には捉われない結婚式をしました。
挙式後にプランナーさんから「笑顔あふれる素敵な式でしたね。恥ずかしながら、二人の結婚式から自由な結婚式の形に気づけたような気がします」とお声掛け頂きました。私たちにとっての重視したいポイントが明確だったからこそ、自由な中でも統一感ある挙式にできたのだと思います。
私たちにとっては偶然の機会でしたが、「結婚式は何のため」を考えることで、多くのメリットがありましたので記事にしてみました。これから結婚式をされる方にとって、幸せな機会となることをお祈りしております。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!以下では、プロポーズ・結婚式・新婚旅行についてまとめた記事を紹介しています。本記事が参考になったという方は、ぜひ合わせてご覧ください!